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カートリッジ交換後もイエロー インクが残る...

カラーからモノクロームへカートリッジを交換した直後 は、作品出力の前に 4-5 回のヘッド クリーニングをおこない、カラー インクが残っていないことをご確認ください。イエロー インクが特に抜けにくい傾向にありますが、これは淡色インクの物理的性質によるものです。

プリンタのインク流路に付着残存するイエロー インクを除去するため、モノクローム カートリッジを装着したままイエローのみをさらに数回出力印刷することにより、流路を洗浄 (モノクローム インクで置換) してください。

イエローのベタ画像 (Adobe PDF 形式; C, 0 %; M, 0 %; Y, 100 %; K, 0 %) をご用意いたしましたので、洗浄にご利用ください。下記よりダウンロード可能です:

 

モノクローム印刷に適・不適な画像ソース

もちろん作品としての意図が優先されますが、一般的には、輝度間コントラストが低く、なおかつさまざまな色の鮮やかさで主張する写真は、色相間コントラストが失われるため、モノクローム印刷の画像ソースとして向いているとは言えません。

逆に、明度の微妙な階調を表現することには非常に優れているため、 オリジナルにおいて色相間コントラスト、ないしは彩度の低いカラー写真をモノクローム印刷した結果は良好となる傾向があります。

プリンタ機種、用紙、印刷モードによる出力結果の違い

モノクロームインク カートリッジがプリンタに装着されている限り、画像プログラムからカラー画像のままプリンタ出力してもモノクローム印刷は得られますが、原則的には、ソース画像をソフトウェア的にグレースケールに落としてから印刷されることを強く推奨いたします。

上図左は印刷ソースをカラー画像のままにしてモノクローム出力したもので、ソース画像をいったんグレースケールに落としてから出力したもの (同右) よりかなり明度が上がってしまい、明度の高い部分でのコントラストが失われていることもわかります。

もっ とも、プリンタ機種/印刷用紙/印刷モードの違いにより印刷結果は異なりますので、お好みの印刷画質を得られるまで多少の試行錯誤が必要となるかもしれま せん。特に PX-5500 においては、印刷モードにおける設定の違いが、印刷結果に大きな差として出る傾向があります。

いずれの場合も、「きれいに印刷する」という製品コンセプト上、印刷時のプリンタの画質設定は「きれい」以上のモードでお願いいたします。

モノクローム変換プログラム「JTrim」

カラーの画像をモノクローム画像へと変換するソフトウェア製品で、フリーでダウンロード・ご利用いただけます。